10月29日、6年生教室で、市川三郷町在住の松野広美さんを講師に短歌教室を行いました。松野先生は、16年にわたり、本校で短歌教室の先生と務めてくださっています。
短歌の基本的な知識から楽しみ方、作り方まで手ほどきを受けた6年生。7名全員がすてきな短歌を作ることができました。
歌題1「修学旅行」
山中湖みんなで乗ったカババスはバシャンバシャンとうかんでいたよ
水の音腰をかがめて進む道暗いけれどもともに進もう
富士山が雲にかくれて雨がふるでもふらないでホテルでいのる
氷穴はポツピチャポチョとしずく落ちまるで自然の音楽隊だ
かくれ富士はずかしがらず出ておいでホテルでながめる無音の中
静岡の天女伝説見に行ったどの松なのかわからずにいた
きれいだなみんなで見たよ三保の海ザーザー聞こえた大波の音
水族館クマノミいっぱい泳いでるふわふわふわふわ楽しそう
歌題2「いつもの暮らし&修学旅行」
ユーチューブ見たいがためにうそをつく弟いつもゲームに夢中
パプリカはみんなが好きな歌であるピアノでひいてみんなが歌う
マスカット一日二つつまみぐい親にみつかりフルーツ禁止
ゲームする気付けば十時早くねろ親に言われてムカムカしてる
いかないで亡き祖父に言う夢の中一人でうなって心配される
教室に真夏に使う扇風機なぜまだあるのもう冬なのに
登呂遺跡火おこし見たよけむり出て火がついたのがすごかった
校庭で遊んでいたら葉が落ちた上を見たらまっかなもみじ
百点を取った日のぼくの帰り道心がとてもはずんでいるよ
ランドセルりんじ休校中の日々ずっと使われずずっと泣いてる
授業中雨がふってて雨気分下校中にはにじ出てるんるん
パソコンを授業でやってて不安ありセーブをせずに終わってへこむ
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