3年生が株式会社マルアイさんに社会科見学に行きました。
入り口正面に「温・故・創・新」いう,絵が飾られていました。これまでの叡智や課題克服を通して,新しい価値を創造していきたいという思いを込めた未来予想図です。「にん・どん・ぽん」や富士山,田園風景から,近未来を予想下町の様子がポップに表されていました。
会社のビデオでは,平安から続く紙づくりの歴史とマルアイさんの歴史を学びました。
また,ショールームに並ぶ美しく可愛らしい商品に心を奪われました。
紙製品の工場では,大きな機械が動いていて,次々と封筒が出来上がりパッケージされている様子,細かく繊細な金箔を付ける機械,何百枚もの紙をいっきに切断する機械などに驚いていました。様々な種類の紙製品が製造されている様子や,働く人の様子を間近で見ることができました。百聞は一見に如かず,スピードがあって迫力がある機械の様子,音や,紙とインクの香りや,資材の様子,広い工場にパートごとにきちんと整理されている様子などに「すごーい。」と思わず声を上げました。また,機械を操作している人,コンピュータを作業する人など、さまざまな役割があることを学ぶことが出来ました。
化成工場では,大きな印刷機で食品パッケージの印刷をするところや,印刷の仕組みを見せていただきました。色は小さなドットの集まりで表現されていることを知り,とても驚きました。お客さんのニーズに合わせて,様々な研究や工夫をして商品を開発している様子を知ることが出来ました。また,半導体などの電子部品を静電気から守るためのトレーなどを開発して広く使われているそうです。
紙製品だけでなく様々なものが,私たちの生活のごく身近なところで作られ,使われていることを知りました。
質問にも答えて頂き,学びの多い見学となりました。
マルアイのみなさん,ありがとうございました。