3年生は社会科と総合的な学習の時間の学習で,豊川製紙さんにうかがい,工場見学と紙すき体験をさせてもらいました。
豊川製紙さんは,江戸末期から六代にわたり続く名工であり町の無形文化遺産にも指定されています。
プロの技を間近にし,子ども達のまなざしも真剣そのものでした。
実際に,紙すき体験をさせてもらうと,薄くなってしまったり,厚さを均一にできなかったりして,なかなか思うようにいきません。「豊川さんは簡単そうに紙をすいていたけど,やってみたら難しかった。」「豊川さんの技がすごいことがよくわかった。」と感想を持ちました。
また,原料や道具のこと,製品の工夫,仕事の苦労などいろいろな話を聞くことが出来ました。
南小の卒業証書に入れる透かし模様の型も見せてもらい,感動していました。また,さまざまな作品を見せてくださり原料の違いで変わる和紙の風合いも知ることが出来ました。とても貴重な体験でした。
帰りには,陣屋跡,紙の神様が祀られているという八乙女神社,和紙の原料であるみつまたを見に行きました。
わが町に伝わる伝統工芸についてさらに学びを深めていけたらと思います。