6年生が市川大門にある「豊川製紙」さんに、卒業証書の手漉き作業に行ってきました。
和紙の町と呼ばれる市川三郷町では、町内すべての児童生徒が、自分で漉いた卒業証書を卒業式でもらっています。
手漉きを体験したことのある児童も数名いましたが、多くの児童が初めての体験でした。
はじめに豊川さんに漉き方のお手本を見せてもらった後、13人が一人ずつ自分の証書を漉いていきました。
漉きわくをしっかり握り、傾きに気をつけながら、それぞれが真剣に作業を行いました。
みんな納得のいく証書が漉け、透かしの校章もきれいに見えると、拍手も起こりました。
この後、豊川さんに乾燥作業をしていただき、印刷を経て3月の卒業式で子どもたちに手渡されます。
短い時間でしたが、地元市川三郷町に伝わる伝統を肌で感じた時間となりました。