玄関のところを歩いていた時、ちょうど1年生が雨上がりの探検から帰ってきたところでした。
上履きにはき替えて、くつや長靴をそろえて置いてあるのを見て、「きれいだね」と声を掛けました。
そのとき、ある子が下駄箱の上に並べてある一輪車用のヘルメットのベルトが下がっていることに気づき、直してくれました。
その場面を見た他の子どもたちは、めいめいに上級生の下駄箱も見回りながら、くつやヘルメットをよりきれいに整えてくれました。
くつをそろえているとき、一人の子が「きれいな学校はいいなぁ」とつぶやいていました。
その言葉を聞き、子どもたちの後ろ姿を見ながら、心がぽかぽか温かくなり晴れやかな気持ちになりました。