今週初め、卒業を来月に控えた6年生に、教頭先生がはなむけの読み聞かせをしてくれました。
作品の作者は向田邦子さんです。
向田邦子さんは、テレビドラマの脚本家であり、エッセイスト、そして小説家として様々な作品を残し直木賞も受賞された昭和を代表する作家です。
今回は、『父の詫び状』という随筆集の中で「ごはん」という作品を読んでくださいました。
聴きやすい声量とトーンで朗読してくれたので、心にすっと内容がしみわたり、戦争,
そして,家族について深く考える機会となりました。
15分ほどの短い時間でしたが、6年生にとって、心のこもった贈り物になりました。